兵庫県「玄武洞」は関西のパワースポット!城崎温泉からも近い!

玄武洞

 

兵庫県「玄武洞」は関西のパワースポット!城崎温泉からも近い!

奇岩として名高い兵庫県豊岡市にある玄武洞。その不思議な眺めは自然にできたとは思えない彫刻のオブジェのようです。城崎温泉からも近く、パワースポットとしても人気!天然記念物でもある玄武洞の魅力をご紹介します。

玄武洞とは?見どころは?

全国で奇岩といわれる景観の多くは火山活動によって作り出されたものがほとんどですが、玄武洞もまさにそれです。160万年前の火山噴火により流れ出たマグマが冷えて固まって作り出された景色。

遠くから見ると、側面はただの巨大な岩山なのですが、割れ目がみごとな六角形をしているのです。それが規則正しく重なりあって並ぶ様は何とも美しく不思議な光景!

玄武洞

少しずつ造形の違うポイントが数か所あり、あたり一帯が玄武洞公園となっています。地球科学的な価値を持つ場所としてユネスコ認定のジオパークです。

所要時間は、じっくり見るかササっと見て回るかによって違いますがだいたい30分もあればいいと思います。公園自体はぷらぷらと歩くのに気持ちよいので、のんびり休憩しながら散歩すれば案外時間はたちますね。それに玄武洞は秋には紅葉がとても美しいのです。無機質な岩の灰色と紅葉の美しさの組み合わせがまた違った紅葉の景色をつくりあげています。この季節、30分じゃもったいない!

受験生に人気の理由は「落ちない石」

玄武洞は昨今受験生から注目を集めていますが、理由は「落ちない石」というものがあるのです。
場所は玄武洞公園の中の青龍洞。規則正しく並んでいる石の中で1つだけ違った方向を向いている石があるのです。一メートルほどの長さのその石が今にも落ちそうな状態。落ちそうなのに絶対落ちない石!というので受験生の人気ものになったのだとか。

玄武洞
地上30mの位置にあるその石は、なかなか見つけるのも微妙にむずかしいです!

ちなみに白虎洞にはハート型の石が存在するのだとか。こちらはカップルに人気だそうです。

玄武洞がパワースポットと言われる理由は?

 

玄武洞は五つのエリアに分かれているのですが、それぞれに名前が付いています。玄武洞、青龍洞、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞です。太古の昔から伝えられている方位を守る霊獣の神「四神」の名「玄武(北)、青龍(東)、白虎(西)、朱雀(南)」からつけられているのです。
よく古墳などの壁画に描かれていますね。

神々しい景色という意味にも加え、玄武洞の場所は磁場がある場所でもあるのです。磁場とは磁気の力が作用している空間ですね。パワースポットと呼ばれる場所は磁場である場所が多いのも事実です。
玄武洞自体は磁気の力がそこまで強くはないのだそうですが、玄武洞の地質から「地球の磁場が反転した」という地球の物理的事実を世界で初めて発見することができた場所なのだそうです。

ちょっとむずかしいので、理解するのはたいへんですが…。確かにパワーはありそうです。

城崎温泉から便利!

「城崎温泉に行ってきた」という人には必ず「玄武洞見た?」という質問を浴びせかけたくなるくらい近い距離です。車で約五分!
地元関西の人間なら「また今度行けばいいか」と流してしまうこともできますが、遠方から城崎温泉に行くなら是非玄武洞は見ないと損!です。

玄武洞へのアクセスを調べると、なぜか時々城崎温泉へのアクセスになっていたりします。

城崎温泉は浴衣で歩けて、日本の昔からの温泉情緒を楽しめるとして海外から大人気。そういえば気が付くと日本にそういう光景少なくなっていたのですね。

まとめ

ありふれた表現ですが、玄武洞を見ると「自然の力のパワーと不思議さ」に圧倒されます。自然が作った美しく奇妙なものは生き物も含めてたくさんありますが、その凄さをしみじみ感じることのできる玄武洞の迫力です。