彦根は大人も子供も楽しめる!美しいお城と招き猫発祥の地!

彦根城

 

彦根は大人も子供も楽しめる!美しいお城と招き猫発祥の地!

滋賀県彦根市は井伊大老とひこにゃんで有名!
関西から遠くへ行こうとすると、通り道なのでしょっちゅう通るわりにはちゃんと観光したことがないという人が割と多い場所。
いつでも行けると思いがちな彦根は、行ってみると、行ってよかった満足度満点のスポットでした!

彦根城

彦根といえば彦根城。真っ先にあがりますね。
絶対外せない観光スポットです。

彦根城といえばあの桜田門外の変で有名な「井伊大老」ですが、井伊家はもともと徳川初代からの名家です。戦国時代徳川家康と共に戦った「徳川四天王」と呼ばれる家臣団の一人でした。

日本にはお城がたくさんありますが、天守が現存しているのは12個しかないのです。彦根城はその一つ。

彦根城

彦根城の敷地はかなり広大で、その中に本丸を中心にしていろいろな見どころスポットが点在している形になります。一回りするだけでもけっこうハードな散歩に。全部見学して、ついでにご飯やお茶などしていると優に半日すぎます。

敷地内に入る入口は数か所あるので、どこの駐車場に止めたか、どこから入ってきたかによってルートも変わってきます。

本丸は中心にあります。
拝観料は、大人が800円、小中学生が200円。
玄宮園は、大人が200円、小中学生が100円。
両方セットチケットは、大人が1200円、小中学生が350円です。

玄宮園

玄宮園というのは、藩主が賓客をもてなした庭園です。大池泉回遊式庭園で、池に張り出すように建物があり、その中で抹茶をいただくことができます。気分は賓客です。

埋木舎

彦根

敷地内に見どころはたくさんありますが、やはりこちらは見逃せません。
井伊直弼が青春時代を過ごした場所で、自ら「埋木舎」という名前をつけた家です。ここで若き日を送った後大老となって江戸へと向かうことになるのですね。

彦根城博物館

井伊家に伝わるお宝や資料九万一千点を展示してあります。国宝級のものも見ることができ、かなり値打ちの博物館だと思います。建物じたいが表御殿(藩主の居住スペース)を模しており、藩主が過ごした居間や茶室も再現されていて見学することができます。

ひこにゃん!

正直、お城見物というのは子供たちにとってあまり楽しい場所ではありませんよね。歴史のことを言われても何が何だか…ですし。

ひこにゃん

しかしこのお城にはスターがいます。
ゆるキャラに興味ない男子でも「なぜかひこにゃんは好き」という人が多い。
にくめないあの表情が人気の秘密でしょうか。

ところでひこにゃんが誕生した由来をご存じでしょうか。
なぜネコなのかというと、彦根は招き猫発祥の地と言われているのです。

二代目当主井伊直孝公を手招きして招きよせ、雷雨の被害から守ったといわれている話があるのです。

彦根のゆるキャラがそこからネコになり、またひこにゃんがかぶっている兜は、赤い色ですね。あれは戦国時代の井伊軍団の鎧兜の色から来ています。井伊家は全身真っ赤な鎧兜を着用し、「井伊家の赤備え」と言われていたのです。

ひこにゃんは毎日登場してくれます。
公式ホームページを持っているので、そこに毎日の出陣スケジュールが載っています。

夢京橋キャッスルロードを歩こう!

彦根城外にある城下町を模した建物が並ぶ通りです。おみやげもの屋さんや、スイーツの店、かわいい雑貨の店がいろいろとあって、女子には楽しい時間!
招き猫発祥の地とあってネコグッズが多いですね。もちろんひこにゃんは当然ですが。

まとめ

お城は全国にいろいろありますが、やはり彦根城は圧巻の規模!
近江の地は江戸時代三街道の起点であり非常に重要な地でありました。ですから屈指の家臣であった井伊家がそこにいたという意味あいは大きいのでしょう。

彦根近辺は彦根城だけでなく、歴史を感じる様々な見どころがいっぱいです。ぜひ通り過ぎてしまわず、近江の地を散策してみてください!