画像引用 http://cocowine.com/
ココファームワイナリーの収穫祭が日本一オシャレ♡おすすめワインを楽しむ!
栃木県足利市にある“ココファームワイナリー”の収穫祭をご存じですか?
毎年、晩秋になるとひそかに栃木県に行くのが楽しみになるイベントがあるのです。
このワイナリーのことは日経新聞の“何でもランキング”の記事で、
行ってみたいワイナリー第2位になっていたことで初めて知りました。
大人向けのワイナリーということで、ワインの味はもちろん
敷地や建物のセンスの良さは日本一ということで最初は興味を持ったのですが
知れば知るほどこのココファームワイナリーの魅力にはまってしまいました。
ここは日本?という素晴らしい外観センス
それほど広大な敷地というほどではないですが、建物や備品のいちいちが、外国製?と思うようなオシャレなセンスで統一されています。
収穫祭は毎年11月の土日の2日間に渡って行われます。オシャレな屋台が並び、建物のテラスでは楽団の演奏やダンスが披露され、ブドウ畑の斜面にシートを敷いて飲んだり食べたりしながら堪能します。
私はお酒はあまり飲めない方ですが、こんなに楽しく飲める場所をほかに知りません。
これまで友人や家族を連れて何度も行きましたが、
みな口をそろえて「いい所だね」「ワインがおいしい!」と好評でした。
大成功を収めている障碍者支援事業
実はこのワイナリーは、1950年代に知的障碍者と呼ばれる少年たちによって
開墾されたものです。
数々の問題を解決しながら、商業的にも大成功した障碍者支援事業なのです。
今では地域にとってなくてはならない存在となり、土地の人たちからも大切にされています。
足利駅から少し離れているので、タクシーを利用したこともありますが、ワイナリーのことで運転手さんとも会話が弾みました。
障碍者の施設だから話題になっているのではなく
施設の素晴らしさやワインの味、そして地域との密着性で成功している
とても素敵なワイナリーだと絶賛されていました。
ココファームワイナリーのワインは、沖縄サミットの晩さん会に選定されたり、JAL国際線ファーストクラスでも採用されているほどです。
由来を知ってワインの味わいも深まります
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創始者の川田昇さんはもう亡くなられていますが、
障害のある子供たちのことを「それぞれの個性にすぎない」と仰っていたそうです。
ワインを醸造する作業で、健常者以上の能力を発揮する子も珍しくないそうです。
広大な敷地で育てているブドウ畑では化学肥料や除草剤は一切使わずに
ワインの醗酵も天然の野生酵母や野生乳酸菌を中心にしているそうです。
“こんなワインになりたい”という葡萄の声に耳を澄ませ、
その持ち味を生かすことを大切にされています。
創始者の思いは、子供たちへもワインへも同じで
ひとりひとりの個性を大切にしたいという深い愛情が伝わってきます。
そんなワイナリーの深い由来に思いをはせながら、
美しいワイナリーの景色を眺め、美味しいワインと食事に舌鼓をうってみてはいかがでしょう。
ココ・ファーム・ワイナリー公式サイト
http://cocowine.com/
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