加西市で「フラワーセンター」と「五百羅漢」を楽しむ!
兵庫県加西市というと、他府県の方は「どこ?」という感じだと思います。兵庫県の人でも「加西市…聞いたことあるけどどこだっけ?」という返答が返ってくるのがほとんどではないでしょうか。
姫路市の上の方というと、「ああ、だいたいあの辺か」と納得してくれるレベル。
観光地というより、通り道として名前だけ知っているという人が多いのが現実。
しかし実はここに、私のお気に入りの素敵な観光スポットがあるのです。
まさに関西地元ならではの、観光スポット「フラワーセンター」と「五百羅漢」をご紹介します。
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さっと読むための目次
兵庫県立フラワーセンター
定期的に訪れたくなる広大な敷地の公園です。
季節によってあらゆる花を楽しむことができます。
前回行った時は4月の始めだったこともあって、満開のソメイヨシノと山桜、散り際の椿、イベントのための早咲きのチューリップ、冬と春の花をいっぺんに楽しむことができました。
真ん中には大きな池があって、そのまわりを取り囲むように、花壇や広場が広がっています。樹木や花に囲まれてぷらぷらと散歩するのは気持ちよく、ずいぶんくつろいだ気分になれるのです。
でも冬はつまんないでしょ?っていう声が聞こえてきそうですが、こちらには温室もあり熱帯の植物を見て楽しむことができます。
温室といっても年中同じ植物があるのではなく、季節によって楽しめる植物は違うので毎回飽きることがありません。
個人的には食虫植物の部屋が好きで、巨大なウツボカズラの中を覗き込んでは喜んでいます。べつに何も見えないのですが。
部屋中に約700種の花が咲き誇るベゴニアの部屋は「うわー、きれい!」と入った人が必ずこの言葉を発するみごとさ!
サラセニアやソーセージの木など、普段見ることができない奇妙な植物もいっぱいあります。
くつろぎ空間としては、ガラス張りで眺めのいいレストランや温室の中のカフェがあります。
私はいつもテイクアウトカフェ「アンポルテ」を利用。こちらはフラワーセンターの入口の横にあって、園内に持って入ってもいいし、帰り際に買って車の中に持っていくというのもできるので便利です。
コロッケ180円は、小腹が空いている時が多いので重宝します。
加西フラワーセンターは県立なのでお安いのです。
入園料が大人500円、高校生以下は無料になります。
開園時間は、9時~17時まで(入園は16時まで)
駐車場は570台とめられる大規模なもの。
電車でのアクセスは、北条鉄道北條町駅前のアスティアかさいから出ているバスで10分ほど。料金は270円です。また、JR姫路駅から直通バスも出ています。
五百羅漢
加西市でも有名な観光スポットの1つ。
天台宗の羅漢寺。小さなお寺であるにも関わらず、境内にはおびただしい数の石仏が並んでいます。
こちらの石仏はいつ誰が作ったのか謎であるくらい古いものでかなり風化しているのですが、それがまた実にいい風合いをかもしだしているのです。
形、大きさ、造形もバラバラで統一感がなく、プロが作ったとは思えない簡素な造りのものも。見ようによっては子供が彫ったんじゃないかと思えるくらい稚拙な感じのものもあります。
五百羅漢は全国各地にありますが、こちらの五百羅漢は素朴で、たとえて言うならモアイ像的な雰囲気が特徴。
なんともいえない愛敬があってかわいいのです。
正直見ていて飽きません。
必ず1人は自分と似ているものがあると言われる五百羅漢の中で、もう一人の自分を探してみませんか?
拝観料は200円。時間は9時~17時です。
アクセスは北条鉄道北條町駅より徒歩15分くらいの場所にあります。
まとめ
古代、播磨の国と言われていた兵庫県西南部のこの辺りには古墳や神社など歴史的な見どころスポットがたくさんあります。
また自然を楽しむにも絶好の場所。
通りかかった折には、少し寄り道して加西の地を見物してみてはいかがでしょうか。
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