那覇ハーリーの魅力について
毎年5月3~5日
沖縄県那覇市港町1-16-10 那覇新港埠頭
沖縄の5月の見ごろなイベント那覇ハーリー
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さっと読むための目次
<那覇ハーリーとは>
毎年5月3日から5日にかけて那覇新港で開催される那覇ハーリー。
もともとは旧暦の5月4日に行っていたそうですが多くの方に参加してもらいたいという事で上記の日程で行われています。
このイベントは海に対しての敬愛、豊漁を祈願する目的で行われています。一説にはハーリーは中国より長浜太夫により600年前に伝えられています。
長浜太夫より琉球王朝に伝えられ爬龍船を作り平和と繁栄を祈願したことが始まりとされています。
沖縄のハーリーはサバニと呼ばれる小型船が使われることが多いのですが、那覇ハーリーでは大型の爬龍船と呼ばれる船を使います。その爬龍船の大きさは大人が40人ほども乗れる大きさです。その爬龍船に乗り込み手漕ぎで順位を競います。
<那覇ハーリーの見どころ>
那覇ハーリーは中学生の部、一般の部、各地域単位の部で分かれています。初日は中学生、一般の部が開催されます。一般の部は最終日の一部実施されます。
実際にみましたが、中学生、一般の部の人たちもものすごく早く漕ぎます。
学校が終わった後や、業務終了後にチームで集まり練習をしています。
祭りというよりは競技のような雰囲気もあり皆さんすごく真剣に取り組んでおり、その姿には感動を覚えました。最大の見どころは最終日にある地域別対抗のハーリーです。
区域としては那覇・久米(くめ)・泊(とまり)の3チームが参加します御願(ウガン)バーリー・本バーリーと呼ばれています。
地域ごとに古くから伝統として残っており、中学生、一般の部よりもかなりエキサイティングなハーリーを繰り広げます。
海上を往復600メートルを一番早く漕いだチームが優勝と成ります。爬龍船の上で鳴らされる独特の鐘の音に合わせて統一された動きは本当に見事です。
また、直進のスピードもさることながら折り返しの上手さも勝負に直結するため各チーム工夫を凝らしています。どのチームも素晴らしく、感動的でした。
<それ以外の見どころ>
那覇ハーリーを見るのはすごくいいですが、陸の上でもいろいろなイベントがあります。
売店なども出ており食事や飲み物もあまり困りません。
会場内には特設ステージも設置されています。
ハーリーの準備中や、空き時間などに様々なイベントが開催されています。
こちらは毎年イベント内容が変わるため確認した方がいいと思います。また、那覇ハーリーでのもう一つの大きなイベントとして花火があげられます。
この花火はとても美しく、ハーリーを見て感動しているころ見るとさらに感動が倍増します。この花火は期間中毎日打ち上げられており、連夜楽しむことができます。
ハーリー自体も素晴らしく心を打たれますが、そのほかにも各種のイベントが用意されており子供ずれでも楽しめるようになっています。ぜひ沖縄に来る機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。
<那覇新港への行き方>
那覇空港から車で25分沖縄自動車道、西原ICから30分
<料金>
入場料無料
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