「意外と知らない?!洗濯用漂白剤の正しい使い方とは?種類や特徴によって使い分けよう」
シミがついた洗濯物や汚れが強い時に漂白剤を使いますよね。
綺麗にしようと思って使ってみると、洗濯物自体が白くなりすぎたり、シミの部分が落ちすぎて逆に目立ってしまったり・・・なんてことがあると思います。
洗濯用の漂白剤って簡単そうに見えて実は使い方が難しいですよね。
今回は、洗濯用漂白剤の正しい使い方や、種類や特徴、衣類別や汚れによって漂白剤の使い分けをご紹介します。
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「漂白剤の種類や特徴」
漂白剤には様々な種類や特徴があるので、使い方と一緒にご紹介します。
酸素系漂白剤
白い衣服や色・柄物にも使えるオールマイティな漂白剤です。
洗濯時に洗剤と一緒に入れて使用します。
シミや汚れ、クスミも落ち、除菌効果もあります。
・液体タイプ
(ワイドハイターEX、ワイドハイターなど)
シミ・汚れに直接つけると効果的に落ちます。
付け置きする場合は洗剤と一緒に使いましょう。
衣服のの表記によって使い方が違う場合があるので、しっかりと表記を見てから使いましょう。
・粉末タイプ
(ワイドハイター粉末タイプなど)
洗剤なしでも付け置きができますが、ウールやシルクには使えません。
生地が傷んでしまったり、色落ちする場合があるので2時間以上は浸さないようにしましょう。
塩素系漂白剤
漂泊力がとても強く、除菌や消臭効果が高いです。
綿や麻、ポリエステル、アクリルで水洗いができる白物専用になります。
白物専用なので、色・柄物には使用できません。
また、ウール、シルク、ナイロン、アセテート、ポリウレタンも使用できません。
ファスナーやボタン、フックがついた衣料も使用できません。
樹脂加工されている繊維が黄色に変色したりすることもあります。
粉末タイプは白物専用として使いましょう。
還元系漂白剤
(ハイドロハイターなど)
鉄粉がついてしまったり、赤土がついて黄ばんでしまったものに使用できます。
また、樹脂加工されている衣服が塩素系漂白剤で黄ばんでしまった時の回復としても使用できます。
白物専用で、水洗いできるすべての繊維に使用できます。
もし、塩素系漂白剤で間違って樹脂加工されているものを漂白してしまった時には還元系漂白剤を使いましょう。
「衣類や洋服の種類や汚れによって漂白剤を使い分ける」
衣服や洋服の種類、汚れの違いの漂白剤の使い分けをご紹介します。
全体的な衣類の汚れ
洗濯をするとき、洗剤量の指示が出るのでそれに従って衣類用洗剤と漂白剤を投入します。
衣類の黄ばみ・黒ずみを落としてキレイに白色にしたいときや色・柄をハッキリさせるときにこの方法をしましょう。
色・柄物がある場合は酸素系漂白剤を使いましょう。
白色だけならば、塩素系漂白剤を使うといいでしょう。
部分的な汚れ
赤ワインがついてしまったり、ジュース、カレーなどの食べこぼしのシミができてしまった場合は液体タイプの漂白剤を使いましょう。
汚れ部分に十分染み込むように塗り洗濯しましょう。
液体タイプのものなので、酸素系漂白剤を使いましょう。
汚れが頑固な場合
時間がたってしまったシミや黒ずみ・黄ばみは付け置き洗いをしましょう。
これも使用量の目安を守り、漂白剤と衣料洗剤を溶かした液を作ります。
粉末タイプの漂白剤は衣料洗剤は使用しなくてもいいです。
その液に衣類を30分~2時間漬け込みます。
その後、水ですすいだり、他の衣類と洗濯するといいでしょう。
白い衣類の場合は塩素系漂白剤、色・柄物は酸素系漂白剤の粉末タイプ、樹脂加工されているものは還元系漂白剤を使いましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
洗濯時の漂白には大まかに3つのタイプの漂白剤がありました。
白色、色・柄物、樹脂加工されている物で使い方も変わることがわかりました。
汚れのタイプでも液体や粉末で使い分けますが、色・柄によって使用する漂白剤も変わってくるので衣類の表記もきちんと確認して使い分けましょう。
漂白剤の種類を使い分けることで、白くなりすぎたり、汚れが落ちずらいこともなくなりキレイに洗い上げることができます。
是非使い分けを参考にして、綺麗な衣服で気分よく過ごしましょう!
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